「辞める」ことの重要性

こんにちはよっしーです。
今回は辞めることの重要性について書きます。

人間誰しも「今年はダイエットしよう!」「英語の勉強を始めよう!」と目標を掲げたことがあると思います。しかし、「飽き性だから」「他にやりたいことができた」と言い訳をしてついにいつの間にか辞めてしまうものです。

なぜ辞めてしまうのでしょうか?これは、飽き性とか効果が得られずモチベーションが上がらないとか理由は様々ですが、キャパオーバーという理由もあります。睡眠と仕事で1日の大半を使い、残った時間は家事や好きなことをする。ここに新しい習慣を取り入れるのは至難です。

何故ならば人は変化が嫌いであるからです。いきなりストレスがかかる勉強を取り入れてもそれは長続きしません。時間もない、習慣もない状態から新しいことを始めるには、方法はたった一つ。現状の行動を辞めることです。

ドイツの心理学者クルト・レヴァンによれば、組織変革を成し遂げるためには、ただやみくもに取り組むのではなく「解凍」→「変革」→「再凍結」の手順が必要だと唱えています。
組織では無く、個人としても活用できます。

①解凍

組織における既存の文化や価値観、作業プロセスや組織体制を「解凍」します。これによって、新たな組織づくりに向けた準備を始めていきます。

個人も同じで、何かを始める前に、従来の生活習慣や知識等が不要な箇所や見直す所が無いか確認する必要があります。そしてなぜやらないといけないのかの理由付けをしっかり行いましょう。ただ闇雲に新しいことを始めようとしてはいけません。
悪い例:夏に向けて筋肉を付けよう!1日30分腹筋する!
良い例:夏に向けて筋肉を付けよう!時間確保の為、テレビを見る時間を減らそう!

②変革

新たなプロセスや文化を根付かせるために、組織の構成員が「学習」していくフェーズです。変革の必要性を認識しただけでは変革はなし得ません。実際にそれぞれが担う役割を学んでいきます。

①で見直しを行った後、初めて「新しいこと」を取り入れていきます。
テレビの時間削減して腹筋をします。実際にやってみると、ついついテレビを見てサボってしまいます。腹筋の方法は共通だとしても、腹筋をする環境や時間は一人一人異なります。
「テレビを見る制限をどうするか?」「テレビは部屋にない方がいいのか?」等自分にあった方法を模索します。

③再凍結

変革フェーズで学習したことを維持し、従業員が以前の状態に戻ろうとすることを阻止するためにも、再凍結フェーズでは組織内の定着化や習慣化をさせていく。

②で見つけた自分に適した方法を繰り返し行います。いつしかストレスなく腹筋ができるようになったら、そこで初めて習慣化したといえるでしょう。

まとめ・私の体験談

人は何か新しいことをやると③再凍結から入り、最初から習慣化させようとします。それでは継続できません。まずは①の現在の自分の習慣を見直しから行う必要があります。

ちなみに私は深夜になっても寝れず、常に寝不足であったので早寝早起きを習慣にしたいと思っていました。今では夜10時に寝て5時には起きています。もちろん最初から早寝早起きを習慣にしては到底続かなかったでしょう。

まずは、現状の生活習慣を見つめ、寝れない状況を作っているのはスマホを弄っていることだと知りました。そして夜スマホを弄る原因はスマホ中毒だからでした。スマホ中毒になっているのは、SNSやYoutubeが原因でした。

なので、SNSやYouTubeを見ない工夫や、スマホ中毒にならない方法を試し、夜スマホ弄らないようにしました。その結果、早寝早起きする習慣を手に入れました。

このように、一つ一つ現在の習慣を解凍し、不要な習慣は辞めることで新しい習慣が取り入れやすくなります。ぜひ皆さんも辞めてみましょう。

コメント

  1. […] 「辞める」ことの重要性こんにちはよっしーです。今回は辞めることの重要性について書きます。人間誰しも「今年はダイエットしよう!」「英語の勉強を始めよう!」と目標を掲げた […]

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