「サラリーマンを辞める」を意識してから人生はスタートする

今まで周りに流されるままに生きてきた人生であったが、サラリーマンを辞めると決めてからは、仕事中も辞めた後のことを日々真剣に考えるようになった。

「どのタイミングで辞めるか。」
「辞めたあと税金対策はどうするか。」
「辞めたあとの生活費はどうするか。」

こんなことばかり考えているので、当然仕事は覚えられない。ミスは連発する。怒られる。
ただ、もうどうでもいいことだ。社内ルールを覚えても社内の人間を覚えても、辞めるのだからなんのメリットもない。ただ、怒れれた時は面倒にならないように申し訳なさそうに謝まればいい。

今まで何事も真剣になれなかったのは親や先生、会社上司、先輩の顔色を伺ってきたからだと思う。仕事内容を覚えようとしても集中できない、続かない、怒られてばかり。
そんな社会不適合人間が人生真剣に考るようになるためには「自分」に焦点をあてる必要がある。

「自分」に焦点を当てることにより、「どうすれば幸せに過ごせるか」を考えることになる。サラリーマンを通じて幸せと思うならサラリーマンを頑張ればいい。逆に不幸になるなら、サラリーマンではない方法を選ぶ方法がある。

ただ、サラリーマン厚生年金、有給、残業代、定期的な給料、ボーナス、各種手当て、簡単に首にならない。これら無能人間にも、会社に属していれば恩恵を受けられる。

これがあるからサラリーマンを辞めたいけど辞めれない人を多いだろう。なので、サラリーマンの恩恵を受けつつ、辞める準備をするのが一番理想だろう。ただ単に「サラリーマンを辞める」ではなく戦略をもって辞める必要がある。これが「自分」に焦点を当てるということである。

下記に私のざっくりとしたサラリーマンを辞める戦略や考え方を述べる。

金はいくら貯めればいい?

サラリーマンを辞めるためには誰もが直面する金の問題。金があれば好んでサラリーマンなんてやるわかない。

Googleで検索すればこの手の話はでてくる。
「4000万インデックス投資に回して、4%ルールに基づいて運用する」
「4000万分高配当株に投資して、配当金で生活する」

いずれ大金が必要だ。この大金を得るためにはサラリーマン生活を続ける必要がある。
私もこんな謳い文句にのせられて無職からサラリーマンになったが、結果サラリーマンを長年続けるのは無理だと悟った。

なので、目標金額についてはあまり考えないようにした。幸い妻が働いているので、生活面は辞めてもなんとかなる。妻の給料のみで生活・貯金できる理由は、実家暮らしで生活費を極限まで下げているからだ。

子どもの教育費もかかってくるが、大半は大学費用だ。これは払わなければ一般的に言われる教育費を多く削減できる。

「男が働くべき」という古来よりの考え方と、共働きして「4000万到達を一日でも早く達成する」という思いで「働かないといけない」と思ったていたが、それは捨てることとする。

プライドを捨てればサラリーマンは辞めることは可能だ。

辞めた後の税金対策

無職になると税金面でどんどん貯金がなくなる。何もしなくとも月々3万とられるのはストレスがかかる。なので税金に対しなんらかの対策は不可欠である。

会社を辞めてからは国民年金、国民健康保険に入ることとなる。(妻の会社は社会保険ではなので扶養に入ることができない)子どもが2人いると私含め3人国民健康保険を支払うこととなる。

(収入は0円計算)
国民年金は年間は約20万
国民健康保険は約10万
合計30万となる。  高い。。。

節税するためマイクロ法人を設立する方法もある。

(マイクロ法人を設立した場合、収入0円計算)
厚生年金は年間は約20万
健康保険は約10万(子どもは扶養)
会社住民税7万
合計37万となる。  法人化しても節税効果は得られない。節税効果を得るには、給料を非課税で受け取る等ある程度の収入が必要となる。

(働く)
社会保険に入る程度で働く方法もある。社会保険は週30時間働くことで加入することができる。8時間×4日で32時間だ。週5はやめ週4で働く。ただし、派遣社員等になるので、給料面はサラリーマンと比べ格段と低くなる。

辞めた後は、収入に応じて最適な人生を自分で選択していく必要がある。

いつ辞める?

会社を辞めるときは、「プロジェクトの区切りがついた時点」「引き継ぎが終わったら」等会社の都合で辞める必要はない。もちろんある程度は考慮は必要だが、損しないように辞めるべきである。

①ボーナスを受けっとてから辞める
②有給を使い切って辞める
③育休を使い切って辞める
④辞めた後は失業手当をもらう

国の制度、労働者の権利を最大限活用して辞めるべきである。決して会社に忖度してはいけない。

特に育休は1年とることで、副業の準備をすることができる。仕事をしながら副業はかなりきつい。また無職で収入がない時に副業をしてもこれまたきつい。どっちも良いところどりができるのが、育休だ。

育休中、副業が成功すれば予定通り辞める。うまくいかなければ残留してもいい転職してもいい。人生再出発の起点とできるだろう。

育休のメリットはこちらで述べている。

まとめ

サラリーマンを辞めると決意したときから、自分の人生について本当の意味で見つめることができる。サラリーマンを最大に活用しつつ、生き方を模索していこう。

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