こんにちはよっしーです。
今回は、100万円のお金を手に入れるために残業で収入を増やすかか節約で支出を抑えるか、どっちがお得かについてお話しします。どちらの方法も同じ100万円ですが、実は両者に決定的な違いがあります。
・対象者は手取り年収300万円のサラリーマンとします
(100万円手に入れると手取り年収が400万円となります)
節約で100万円の支出を抑えた方がお得です。
お得な理由
残業で100万円を手に入れるには、100万円分以上の収入が必要になるからです。
日本には税金というものがあります。この税金によって収入に応じて税金として徴収されてしまいます。収入金額が多いと、税金も高くなります。手取り400万の内訳は以下の通りです。(赤で囲っている箇所)

収入が上がるごとに健康保険料・厚生年金・雇用保険・所得税・住民税がかかり、400万の手取りを得るには、520万円もの収入が必要であることが分かります。
そして、税金は520万円-400万円=120万円で、手取り100万円分の税金は120万円÷4で30万円となります。
つまり、元々手取り年収300万円の人が、手取り年収100万円を上げるには、30万円分余計に働く必要があります。(ちなみに手取りが3,119,828円の場合(表参照)は22万円程余計に働く必要があります。)
一方、節約の場合どうでしょうか。お金を貯めることに税金は発生しません。10万円節約しようが、100万円節約しようが、額によって税金も発生しません。これが残業(労働)収入より、節約がお得に100万円手に入れられる理由です。
残業はすべきではない
以上のことから残業や休日出勤でお金を稼ぐのは、効率的ではありません。しかも残業することにより、残業中ジュースやお菓子を食べたり、朝起きれなくて朝食をコンビニで済ませてしまったりと、出費がかさむものです。残業と節約は相反するものがあります。
「効率よくお金を手に入れる=節約=残業をしない」と言えるので、お金を稼ぎたいといって無駄に残業することは逆に無駄になります。無駄に会社に残るよりも、ランチをお弁当にしたり、自販機は使わず水筒を持参したりと節約に力を入れましょう。
お弁当を作るにも精神的体力的に余裕がないとできませんよね。無駄な体力を残業に奪われないようにしたいものです。
今回は分かりやすく100万円という金額にしましたが、日々支払っているランチ代1000円も、収入1000円得る為に1000円以上の労働が必要になります。塵も積もれば山となるです。積極的に節約をしましょう。
どうしても稼ぎたいなら
しかし、節約はしているけど、どうしてもお金が必要で残業する場合もあると思います。
そんな時は副業がおすすめです。副業でかかる税金は本業と違い、所得税・住民税のみで残業に比べて効率よく稼ぐことができます。残業の時間を副業の時間に当てましょう
次回の記事でその辺詳しく解説していきます。