発達障害になりたいサラリーマン

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こんにちはよっしーです。
以前、自分は発達障害かもしれないという記事を出しました。
精神科に行き、診断してもらいましたが、発達障害ではないとのことでした。

実際に診断結果をいわれた時は、障害ではなかったことに安堵した気持ちよりも、障害で無く性格が原因であったことにも落胆し、変な感覚を覚えました。
実際にそう思う人が多いのか、本記事サムネのような本まで出版されています。リンクはこちら
本の内容は見ていませんが、発達障害と思い込んだ身としては書いている内容は大方予想は尽きます。

今回は「なぜ発達障害と診断されたいと思ったのか」について説明します。
結論は自分は内向的な人間であると認めたくなかったからです。言い換えると、自分はコミニケーションが苦手なのは能力のせいでは無く、障害のせいにしようとしたからです。

能力では無く、障害のせいにできたら楽ですからね。
仕事ができないという言い訳・逃げ道を作ることができます。
実際に発達障害を患っている人にしたら「発達障害なめんな!」という意見が飛び交ってきそうですが、おっしゃる通りです。
しかし、個人的な要因も多いにあると思いますが、世間の風潮もその要因を作っていると考えます。

それは、内向型の人間より外向型の人間が優れているという風潮です。風潮でのみならず、企業が求めている人材はコミニケーション能力がある人、外交型の人間です。
・お客様や同僚とコミニュケーションがとれ事業を円滑に運営できる人
・同僚で気楽な雑談をして仲間作りが上手い人
・飲み会の盛り上げ隊長
企業の新卒採用アンケートによれば採用したい人材は、資格等よりもコミニュケーション能力が高い人が重視しています。

就職活動において、コミニケーション能力がないとダメ人間である、低賃金で、ずっと使いっ走りと言わんばかりの風潮があります。
そんな中私もコミニュケーション能力は低かったですが、自分を偽ってコミニュケーション能力があるとし、面接し採用された経緯があります。

その結果、普段の雑談すら苦しく、次第に人は離れていき、毎日死んだような生活をすることになりました。それが生きる為には仕方ないことだと思っていました。
こんな中で、コミニケーションが無いと認めると、さらに仕事ができなくなる、もう次はないと思っていました。能力が無いのは別に原因があると考え、障害を疑ってしまいます。

この負のスパイラルはかなり辛いものがあります。障害も辛いですが、世間で言われている「普通の仕事」をするということがいかに過酷であるかわかります。常に仕事やめたい、退職したいと言っているサラリーマンが多くいるのも納得できます。

そんな迷えるサラリーマンに一言声をかけたいです。辞めたければ辞めてもいいと。
私の場合、仕事の限界が来て、会社を辞めました。結果的にこれが正解でした。

解決策は、やりたく無いことを無理にやらないことです。
私は人間関係をなくしたかった、はたまた仕事がしたくなかったので、仕事を辞めました。
かれこれ1年経過しますが、人間不思議な物で1年何もしないと人と関わり合いたい。
仕事がしたいと思ってくるのです。あれほどやりたく無いと思ったにも関わらずです。今では仕事を探しています。

無気力な人間でしたが、最近ではブログやYouTube、ツイッターもやるようになりました。
生きる気力が湧いてきます。やりたくなった時に、その時にまた動けばいいと考え方が変わりました。
自分を見つめ直すことで、無理に偽らなくてもいいのではないか?自分にもできることはあるか?と思えるようになりました。
障害のせいにするのではなく、自分を受け入れることが重要だったのです。

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