週休1日の会社に転職は絶対にやめろ

前回の記事と被っていしまう所があるが、今回は週休1日の会社に転職は勧めないという記事を書いていく。

私は新卒で週休1日の会社に5年ほど在籍したが、辞めて心底よかったと思っている。週休1日は人の心と体をむしばんで、ボロボロにしていく。まさに命を削って仕事をしていた感覚があった。まだ年間休日110日で確実に週休2日休める方がマシといえる。

週休1日の実態

週休1日の年間休日数は、週休1日は、52日(年52週)+16日(祝日)でおよそ70日前後くらいになる。

週休1日は違法ではないが、大っぴらに「弊社は週休1日です!」という感じで求人募集すると、当然人が集まらないので、週休2日を基本としているが、実態は土曜日もしくは日曜日を休日出勤することで、実質的に週休1日となる。

私が働いていた会社は建設業だが、建設業は一般的に月曜日〜土曜日まで現場が稼働している。現場に従事すると必然的に週休1日という訳だ。当然募集要項は土日休みと記載してあったが、一般事務はちゃんと2日休みであったり、土曜日は休日出勤扱いなので嘘は言っていない。

会社がブラックというよりは建設業の業界全体がそういうもんなので、入社する時点でしっかり調べなかった方が悪いと思う。

中には馬鹿正直に建設業のブラックぷりを公表している企業もあり、一時期話題になったが、逆に真実を教えてくれるいい企業なのかもしれない。(現在削除済み)

そして週休1日で働くとどうなるのか、述べていく。

体が休まらない

こんなことはあえて言わないでも分かるが、体なんて休まるはずもない。土曜まで働いて日曜は遅めに起きて、家事をしたらもう明日は仕事だ。

やがて週6日労働に体が順応し始める。体力を少しでも温存するために、洗濯、掃除、食事などの家事が疎かになっていく。家庭持ちならなんとかなるが、独身だとどうしようもない。コンビニの毒入り弁当を食べ徐々に体が弱っていく。

もちろん貴重な休みの日は、遠出などしない。家に引きこもり明日の仕事の為に体力を回復するだけだ。

貯金できない

休みの日に出かけない分、貯金はできそうだが逆である。とにかく時間を作りたいので、朝食や夕飯等の自炊はすることはない。日曜日に遠出しない分、酒を飲んで現実逃避する。コンビニ等の利用が増え無駄な出費をする。

前回コンビニを使う人をディスったが、私も当時はよく利用していた。コンビニを使う人は仕事で弁当を作ったり、夕飯を作るのが面倒だがら利用しているのだろう。現代ストレス社会の縮図がコンビニにはあると思う。

週7日労働も辞さない

週6日で働く企業は余裕がないのだ。業界が週6日働くのが常だと言えど、人を増やせば解決するが、増やす金もない。日常で余裕がないのに、緊急事態が起こったらどうなるのか?建設業であれば工期圧迫、顧客都合の仕事などがあるが、もちろん日曜日を使い穴埋めするしかない。

週7日勤務という地獄のお待ちかねである。普通の会社ではれば、振替休日が取れるが、取ったら取ったで平日休むと会社の携帯に電話が入り休むことは許されない。携帯の着信音に怯え震えるしかない。アーメン。。。

恐ろしいほどに時間が過ぎるのが早い

週6日、週7日で働くと頭の中仕事のことしか考えられなくなるので、一日一日が過ぎるのが早い。いつのまにか1年が過ぎている。

常に緊張状態でいるので、私が勤めていた時は病欠したことはなく、風邪も引いた記憶がない。ちなみに今の会社ではよく風邪を引き、遠慮なく休みをいただいている。

そんな会社に居続けるといつのまにか人生は文字通り終了する。定年になって「私の人生はなんだったのか」と思うこと必死である。辞めてよかった。。。

さいごに

週休1日は誰がどう考えてもデメリットしかない。そんな会社に就職しないよう、注意を払う必要がある。上にも述べたように企業は嘘をつくので、「転職会議」等の転職口コミサイトを活用を強くオススメする。

そんな週休1日の会社に就職することでメリットはある。それはその会社を脱した今、「今の会社でよかった」とそう思いながら幸せを感じれることである。

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