福利厚生である従業員持株会制度が会社から案内が来たので、利用する価値があるか検討してみたが、結果的に利用してみることにした。ざっと調べた所、メリット・デメリットは下記の通り。
メリット
・株購入時5%〜10%程度の奨励金が出る(例:本来10株のところ、11株取得できる)
・会社に愛着をもてる(かもしれない)
・給料から天引きされるので、強制貯金できる
デメリット
・株をすぐ売却できない
・売却時の手数料が高額(野村證券・大和証券等が一般的でネット証券ではない為)
・給与所得先と投資先が同一になりリスク分散できていない(会社が傾いたら、自分の生活も傾く)
メリット、デメリットを比較したところで私が持株会を利用する理由は下記の通り。
会社に興味を持つ為
今の会社に限ったことではないが、会社に属して会社を良くしようとか、社会に貢献しようとか思ったことはない。そんなことをする能力は無いし気力もない。でも多くの企業は個人目標を立てさせ、さも働く意義を植え付けようとする。
個人目標を立てるのは大嫌いな行事だが、この時「会社の目標は〜」とか「会社の行動指針は〜」とか聞かされるものだ。株を持っていれば少しでも会社に興味を持ち、少しでもこの会社で働く意欲を持てれば幸いに思う。
また、投資をするなら自分と関係のある会社に投資したい。国内高配当株に投資はしているが、会社の展望等に興味もなければ期待もしていない。愛着もない。ただ数字を見ているだけ。さすがに自分が働いている企業に投資すれば愛着や興味持つなと言われても持ってしまう(かも)。
分散や非課税枠を使った上で投資する
税金面・控除面は
NISA、iDeCo>>>>>>>>>>持株
分散・期待リターンは
SP500、全世界株>>>>>>>>>>持株
なので、NISAやiDeCoの非課税を埋め、SP500等のインデックス投資をメインにしつつ余剰金で行うのが大前提だ。(そもそも持株制度には税金や控除等の措置はない)
私が勤めている会社がアップルやグーグルなら持株制度フル活用で問題ないと思うが、日本の上場企業程度では余剰資金で会社に興味を持つため等の遊び半分位がちょうどいい。
そもそもフル活用といっても月あたり5万円等、投資上限は決められているので上限まで投資しても上記デメリットに上げたリスク一点集中には私の場合はならない。(サラリーマンの時点でリスク分散はできてないし・・・)
購入戦略と出口戦略
1単元未満は売却できないので、1単元貯まるまで仕事して、100株溜まったらボーナス気分で売却するのもおもしろいかもしれない。来年は新NISAで金も入用になるので、売却してそちらに当てていく。ゲーム感覚でやらないと仕事なんて続かないよ。。。
購入にあたっては1ヶ月ごとに口数をこまめに変えられるみたい。割高と思うなら少なめに、割安と思うなら多めにと調整はできなくもない。
会社の10年チャートを見るに今はレンジ相場の下あたりにいるので、買ってみてもいいでねと思う(素人判断)まぁ、働いてもあと5年位なので、5年後に今と同程度もしくは微増となっているれば御の字かなと思って買ってみる。
セミリタイア資金を貯める為に持株制度はあり
凡人がセミリタイア資金を貯める為に効率がいいのはサラリーマンをすることだ。
単調なサラリーマン生活は飽きてしまい、セミリタイアまで遠く感じることはしばしばある。そんな生活のスパイスに持株を持ってみてもいいかもしれない。
実際に持株制度を活用して心情や利回りを今後は述べていきたい。