マネーフォワードの乗り換え先→家計簿辞めた!

2022年11月にマネーフォワードが改悪されてはや2ヶ月。私も愛用していたので、この改悪には困ってた。「乗り換え先どうしよう」「月額払いたくない」と代替のアプリを探していたが、結局何もせず、連携口座が10→4に。。。その状態が1ヶ月続いたころに気づいた。

「あれ?家計簿いらなくね?」

家計簿は資産を把握や、節約の為には重要なものと思っていたが、マネーフォワードを使えなくなってその考えが覆され、家計簿は不要と結論付けた。
なぜそんな考えになったか述べようと思う。

前提条件と不要になる理由

家計簿をつける必要のない人にはいくつか前提条件がある。

①総資産把握している。投資をしている場合はインデックス等の長期投資をしている
(総資産がいくらあり、どこに何を投資しているか・投資リスク等を把握している)
②支出の最適化ができている
(保険・サブスク等の無駄な固定費を削減し、自分にとって価値があるものにお金を使えている)
③一定の収入が定期的に入る
(サラリーマンのように固定の収入がある)

これらが既にできている人は家計簿をつける必要がないと考える。私の場合
①私と妻資産額は2000万程度。インデックス投資の長期積立投資をメインとしている。
②無駄な固定費は削減し、支出は毎月8万〜10万程度。
③共働きサラリーマン。副業は無し。

家計簿を付ける目的は総資産の把握と収支の把握であるが、この条件下では目的を既に達成しているので家計簿を付ける必要がない。逆に短期トレードや変動制の給料であれば家計簿をつけなければ資産は把握できないので付ける必要がある。

次からは家計簿をつけないことによるメリットを紹介する。

メリット①時間とメンタルを節約できる

家計簿をつけていた頃は無駄に総資産を確かめる為に、何回も家計簿アプリを立ち上げていた。これが本当に時間の無駄である。サラリーマンなので資産推移は大方予想でき、1年で100万貯蓄できたら、3年で300万のように大きな変動はないにもかかわらずだ。

証券会社も連携していたので、これは毎日金額が変動する。「長期投資だから一日一日の変動は気にしない」と頭で分かっていても、下がっていれば落ち込むし上がっていればうれしい。糞無駄な感情である。

そして無駄に日経平均株価を確認してしまい、経済記事やヤフー掲示板も覗いてしまう。無意味だと分かっていながら手が勝手に、、、

マネーフォワードの連携数が4つに改悪となり、証券口座が確認できなくなり総資産が目に見えなくなってからは、アプリを開くことも経済ニュースを見ることも無くなった。投資の資産状況を見るには証券口座サイトに行かなければならないが、ログインPASSが分からなくて見れない(笑)

資産額は分からないくらいがちょうどいい。時間とメンタルが削られるだけだ。

メリット②「あと○年働いたらリタイアできる」の呪縛を和らげる

「○千万円貯めたらリタイアできる、その為にはあと○年働く・・・」

総資産を眺めながら、リタイアを目指す方なら誰しもが思うだろう。これって結構辛いことだ。私は完全に克服していないが、家計簿をつけず「お金」の呪縛から少し遠ざかることができたのではないかと思う。

リアルな総資産が分かってしまうと、あと何年働けば目標金額に到達するか分かってしまう。それが分かると仕事は途端に苦しくなる。金の為に働くのはメンタルがやられる。最悪なのが、リタイア期間を早める為に短期トレード等の博打に手を出してしまうことだ。

リアル働く年数を想像しない為にも、総資産はあやふやでいい。どうしても知りたくなったら、手計算で調べればいい。そのくらいでちょうどいい。

さいごに

マネーフォワードは無くてはならないアプリと思っていたが、いざ使えなくなってメリットを感じた不思議な体験をした。マネーフォワードをディスっているのではない。マネーフォワードは素晴らしいアプリで、節約思考になったり支出最適化できたのもこのアプリのおかげだ。

もしかしたら、同じように無くてはならないと思っているだけで、実は不要なものが存在するかもしれない。

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