サラリーマンを辞めると決意すると、仕事が捗らなくなる

サラリーマンを辞めると決意した時、最大のデメリットは仕事に身が入らないことだ。

すぐに辞める場合は別だが、例えば「ボーナスをもらってから辞める」「きりがいい時期で辞める」等辞めるにしてもタイミングがある。

私の場合は育休を1年フルでとってから辞めようと思っている。育休を取るためには当然子どもが生まれる必要がある。最大10ヶ月は仕事を続けないといけない。

仕事を辞めることが確定しているのにこの10ヶ月を耐え抜くのはまさに苦行である。なにせもともとやる気がないのにさらにやる気がなくなる。新しい仕事にすべて煩わしさを感じ、仕事を覚えようとしない。避けようとする。

そんな行動を取るとどうなるか。周囲からは「仕事から逃げるな」「自分の仕事は自分でやれ」「やる気ないよね」等さんざんな評価を得る。

「どうせ辞めるなら評価なんてどうでもいいじゃん」と思うかもしれないが、こんな環境下で仕事をしていると本当に苦痛だ。周囲から冷たくされるし、怒られてばかりだし、1日1日が本当に長く長く長く感じる。

10ヶ月なんてもたないで、今すぐにでも辞めたくなる。今辞めたらただのニートになる。そうなれば本末転倒だ。

サラリーマンに復帰した理由は、金を稼げばセミリタイアを目指せることをしったからだ。そして10年働けば4500万はゆうに貯めることができる。

しかし、実際働いて10年働くのは無理だと悟った。今は10ヶ月働くのもきついと感じる。

これから分かることは「〇〇年働けばあとはセミリタイアできる」という考え方は実に危険な思考だ。辞める前提で働くと行動に移せない。時間が途方もなく過ぎるのが遅い。すべての仕事に無気力になるのだ。

新卒時に入社した会社は辞める前提で働いていなかった。
「ここで辞めたら人生の終わり」「懲役30年の労働が開始だ」「転職なんて負け組がすること」そう思い仕事を続けていたほうが幸せだったかもしれない。

「辞める」という選択肢を知ってしまうと、仕事を続けることが困難になる。

対策としては、何年働くとか、何ヶ月働くとかは考えないことだと思う。1日1日なんとか仕事をこなすだけだ。

もちろん評価は現状最悪なので、やろうと思っていても周りからは「やる気がないよね」「こんなこともできないのか」等ヤジがとんでくる。

めげずにやるしかない。今辞めてなんになるのか。今辞めたらただのニートだ。もう少しもう少し頑張る。

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