現在サラリーマンに復帰し6ヶ月になろうとしている。半年も働いたが、職場にはいっこうに慣れないし、メッキが剥がれ落ち日々注意される毎日である。
もともとやる気とスキルもないので、そうなることは分かっており覚悟はしていたが、毎日毎日注意されるとさすがに気が滅入る。辞めたいけど辞めれない、まぁこれがサラリーマンという生き方なので仕方ないね。
無職とサラリーマンを経験して分かったことがある。それは両者とも「辛い」ということだ。
サラリーマンはいうまでもなく、大半の時間を会社の利益の為に動き、会社の人間に気を使い、スキルの貯まらないことばかり行う。そんなストレスマッハな生活で20万そこそこの給料をいただく。
方や、無職は時間こそあるが、周囲との劣等感、虚無感に悩まされ、収入はないのに税金だけは払い支出のみ増えていく。将来の不安が消えず自家発電を繰り返し、また虚無に戻るを繰り返す。
両者まったくことなるようで、「辛い」「幸せではない」という共通点がある。
食中毒やスマホ依存のように、偏りにより体に悪影響を及ぼすものは多くある。逆に取れるだけ取ったほうがいいというのは聞いたことがない。労働も同じで、やりすぎはよくないし、やらなすぎもよくない。
サラリーマンという生活は労働のやりすぎにあたるのだろうか。人によると思うが、労働8時間でも通勤を考慮すれば、10時間は労働に費やしているといってもいいだろう。睡眠8時間としたら残りは6時間だ。起きている時間の大半は仕事に時間を使っている。
例えばバランスのよい6時間勤務や週休3日なら丁度良く働けるかもしれないが、この労働条件は普通の企業ではまずない。その時間で働くとしたら派遣やバイトでしかない。
首が簡単に切られることがなく、毎月の給料が保証される正社員という肩書でゆとりのある働き方はできない。
解決方法としては、自分で事業を興すしか道はないように思える。自分で仕事をすれば首をきられることもなければ、会社ルールもない、ただ給料だけが不安が残る。
私は会社辞めた後、個人で収入を得るべく準備中である。個人でやるには金の心配が常に付きまとう。なので、今は正社員で軍資金を貯めている。今は耐え時だ。インデックス投資の軍資金を貯め、辞めた後の資金とする。
その上でブログやYouTubeで仕事をする。幸い、パートナーがサラリーマンで働いてくれるので、子どもがいても金銭面で心配することがなく助かる。
サラリーマンという労働に偏り過ぎた人生を修正していくには、やはり金が必要である。そこまでの大金はいらない、そこまで働く気力はないから。
ある程度金を為、ある程度仕事し、ある程度で生活する。それが理想の生き方だと思う。ほどほどが一番である。